不思議な体験した。~うつリゾバ番外編~
初めての一人っきりの休み。
日用品、食料品など買いに向かっていたところ、小さな噴水を見つけました。
そこに入って写真撮ったりしていた所、すいません~といってラインのQRコードを見せつけてくる女学生?が
びっくりした、新たなナンパ?勧誘?なんかわからず交換しちゃったけど
見た目は噴水で全身びしょびしょに濡れた服(着物のようなはっぴのような)にメガホンと体育帽子しかもっていなかった。
聞き出してみたけど、その子は19歳ということと、名古屋から来たということしかわからなかった。
Nちゃんと呼びましょう。
さくら「なんでそんな恰好なの?」
Nちゃん「友達待ってるの、これはアニメイトで買ったような気がする。」
さ「(???)友達とは何時ころ合流するの?」
N「仕事終わってから!それまで付き合ってよ!」
なんだか話がかみ合わなくて、「どうやってここにきたの?」「目的はなんだったの?」といっても意思疎通ができなかった。
もしかして私の病気とちょっと似ているところがあるかもしれないのかな。
と思うとなんだか助けたい?気持ちになってその子に付き合いました。
さ「私買い物行かなきゃいけないんだけどどうする?」
N「着いてく!あっ」と駆け出していくNちゃん。びっくり。そして戻ってきた。
N「今有名人いた!」
さくら「お、おう(今そこに誰もいなかったで…)」
でぶらぶら歩いて食料品買い出しへ
歩いてる途中怒涛の話されたけどどれも支離滅裂だった。
タクシーでここまで来たとか、お金もってないとか、今から面接に行くとか、今から好きな人に告白しにいくとか、今彼氏いるだとか、突然名古屋の友達に電話して岐阜にいるから迎えに来てだとか。バンド組もうだとか。
話をつなげるのは諦めた、が、この子がこの後どうなるかが凄く心配になった。
さ「本当にこの後友達と待ち合わせしてるの?」
N「うん。連絡した。」
さ「それ本当に伝わっているの?」
N「どういうこと?」
さ「携帯貸しなさい」
探ってみると、全然友達と約束していませんでした。
どうすんだこの子。
N「家泊まらせてよ~」
さ「うちの寮外部の人進入禁止だからだめ。ちゃんと岐阜にいる友達に連絡しなさい。私が連絡するから電話かけるよ」
といってなんとか連絡ついてNちゃんの友人に来てもらうことになった。
生憎ショッピングどころじゃなかった。とにかくNちゃんはお腹すいたというので、近所で(私にとって)リーズナブルな店がマックしかなかったのでそこで時間つぶした。せっかく観光名所に来てたのにいいものご馳走できなくて申し訳ないけどな。
友人到着。友人は話の通じる子だったけど、深追いはしなかった。
夕方に会ったけどその時はもう夜の10時だった。
やるべき事を少ない休日にできなかったことは悔やまれるけど、なんだか不思議とそんな気持ちよりも、その子といて楽しかったな。という気持ちが大きかった。なんでだろうね。
今までに会ったことのない性格の子とコミュニケーションをとった体験が貴重と思ったからなのかな。
家に帰って、この出来事は夢だったんじゃないかな。って思ったけど。
ちゃんと残ってる。不思議な体験した。