うつ病だけどリゾートバイトに行ってみた。2か月目と外国人比率#8
うつ病だけどリゾートバイトに行ってみた。リゾバの特権と病気の辛い#7 - うつ病から海外に飛び出せるかな
私のリゾートバイト期間は2か月契約です。
既に1か月が経ち、折り返し地点に到達していました。
ひいひい業務をしていたものも段々と慣れていきまして、
遅めの”戦力”になれたかと感じたときでした。(実際ホテルは即戦力を求めていたんですけどね)
あんなに怖かった外国人のお客様対応も慣れていき、フロントの中で3番目に英語ができるポジションについていました。ただし、2番目と3番目には大きな壁がありますけどね!
特に電話口での海外のお客様対応には苦戦しました。
言語のみのコミュニケーションの難しさにかなりの壁を感じた。非言語コミュニケーションのボディーランゲージはかなり会話で役に立っているんだなあとひしひしと感じました。
慣れていくにつれイレギュラーな対応を任されることも多くなりました。
一応英語ができるポジションについていたので、外国人のお客様への面と向かった対応が増えていき、リスニング、スピーキング能力の鍛えになりました。そして、文化の違いに触れられたこと。これらはとても貴重な体験でした。
「スペイン人の夜ご飯の時間は遅いんだ。大体8時なんだよ~」
こういうちょっとしたブレイクもが私の英語意欲を掻き立てます。なるほどそうなんだ~!
英語話者たちの出身は
4割が、アジア圏(中国、台湾等 韓国は少なかった)
同じような割合で3、4割はスペイン人
1、2割ネイティブ英語話者(アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ等)
残りの1割程度がスペイン以外のヨーロッパ系でした。
何故岐阜県にスペイン人が多いのかはわかりませんが、ホットな観光名所になっていたのでしょう。他の県でこんなにスペイン人の割合が多い県は耳にしたことがありません。
そして来ました一年の一番の繁忙期”お盆”です。
8月は全室満室スタートでした。夏休みの入った家族連れのお客様が増えていき、料金も高くなっていきました。
勿論その分クレームもたくさん来ます。通常の対応+クレーム対応と仕事は手が回らない状態がずっと続きました。長蛇のお客様の列。
イライラしてくるお客様、列を脱するお客様。かなりシビアな状況で笑顔を取り作り、失礼な対応がないよう、ポライトに長時間接するというのは本当に大変でした。
「館内の説明をさせて頂きます~(あれ?私今何してんだっけ?仕事やってるんだっけ?言葉発してる?大丈夫かな?)」
思考と言葉が完全に分かれていました。心ここにあらず。
残業もたまり、疲れがとれない。休みの日なんて寝るだけだよ~。
となるかなと思いましたが、意外と精神が丈夫な時期でありました。
「せっかくの休みだ!1日の休みでも県外色々旅行しちゃえ!!!!」こんな気持ちになっていました。笑
私にとって鬱というのは不思議なものです。
どんなに忙しくても体が疲れていなく、むしろどこか遊びに行きたい!という気持ちもあれば、
閑散期で仕事量が少ない時期でも、精神的に疲れれば外に一歩も出れないほど謎の疲れに襲われます。
鬱と向き合うには、自分がどんなことにストレスを感じるか、もっと見つめ直して、傾向と対策を練る必要がありますね。